HomeCVR改善対策TipsShopifyストアLTV向上を目指すEC担当者必見!Webアンケートで売上が変わる理由とは?

LTV向上を目指すEC担当者必見!Webアンケートで売上が変わる理由とは?

「せっかく購入してくれたのに、一度きりで終わってしまう。」

ECサイトを運営していると、こんな経験は一度や二度ではないはずです。広告費をかけて新規顧客を獲得しても、リピートにつながらなければLTV(顧客生涯価値)はなかなか伸びません。

LTVを改善するにあたっては、売った後の顧客との接点をどう設計するかがポイントになります。そこで活用できるのが
Webアンケート。調査を通じて顧客の本音を拾うことにより、再購入に繋げることが可能になります。

この記事では、WebアンケートがなぜLTV改善に効果的なのか、またすぐに試せる設計のコツを交えてご紹介します。

この記事では、LTV向上のための実践アイデアをご紹介しています。実際のアンケート質問テンプレート、アンケート回答の戦略的活用方法は、以下のリンクから。

LTV改善!ECサイトでそのまま使えるWebアンケート 16の質問例>>

WebアンケートでLTVを向上!

LTV向上には「売った後」のユーザーとの接点が大切

LTV(顧客生涯価値)を上げるために、多くのEC担当者は「広告の最適化」や「CVR改善」など“売る前”の施策に注力しがちです。

しかし本当にLTVを伸ばしているブランドは、「売ったあと」の顧客接点にこそ力を入れています

新規よりも既存顧客の方が対費用効果が高い

新規顧客をひとり獲得するコスト(CAC)は、既存顧客への販売コストの5倍以上とも言われます。

EC市場で利益率の高い運営を実現するには、既存顧客を理解し、継続的に購入してもらう仕組み作りが大切になってきます。

”感覚”ではなく、顧客の本音に基づいた改善

例えば、2回目の購入率がわずか10%上がるだけでも、LTVは平均で20〜30%ほど伸びることがあります。また、一度きりの購入で終わってしまう顧客に、もう一度だけ戻ってきてもらう。この「たった1回」の再訪が、ECサイトの収益を大きく安定させるカギとなります。

その「次の1回」を引き出すためには、お客様が
何を感じて購入に至り、どこに迷いや不安を抱えたのかを、感覚ではなく顧客の本音にもとづいた改善を行うことこそが、LTVを着実に伸ばす近道です。

お客様の声が”売上”に変わる。今すぐアンケートを活用開始!

LTVを伸ばすために「既存顧客の声を拾うこと」が重要なのはわかっていても、具体的にどこから始めればいいのか、迷うという方も多いのではないでしょうか。

まずは
商品購入後の“ひとこと”を拾う仕組みを、小さく取り入れてみるのが非常におすすめです。簡単な質問でも、驚くほどの気づきが得られることがあります。

Webアンケートツール・Asklayer
なら、質問例を選ぶだけで簡単にWebアンケートを作成・公開できます。テンプレートをもとに数分でスタートでき、無料プランからの利用が可能です。

回答結果は自動で集計され、分析や次のアクションにもすぐ活かせます。

LTV改善は
”今すぐ始められる施策”です!

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LTV改善に効果的なWebアンケートの実践アイデア5選

LTV改善につながるWebアンケートの施策を5つご紹介します。

ご紹介する内容は、すぐにサイト上で試すことができるアイデアとなっています。気になるアイデアから取り入れてみて下さい。

1.購入直後にアンケートを表示して回答率を高める

多くのECサイトで実施されているのが「商品到着後」にアンケートを送るパターンです。

この方法は間違いではありませんが、最も高い回答率を獲得できるのは、「購入直後、体験が鮮明で熱があるタイミング」です。

購入完了ページや注文確認メールにアンケートを設置するだけでも、
回答率は30〜50%以上を狙えるようになります。

2.不満や不安を引き出す設問を含める

満足度や商品評価だけでは、LTV改善のヒントにはつながりにくいことがあります。しかし重要なのは、再購入を妨げている“壁”を見つけることです。

例えば、以下のような設問が効果的です。

・「購入前に不安だった点はありますか?」
・「他の商品と迷った理由があれば教えてください」
・「改善してほしい点はありますか?」

得られた顧客の声は、UXや商品ページ改善に役立てることが可能です。

3.回答者限定クーポンで再訪を促す

アンケートに回答してくれたユーザーに、「次回使える◯%OFFクーポン」を即時発行するだけでも、再購入率は大きく向上します。

クーポン表示場所はアンケート
回答完了画面、もしくは自動返信メールで。クーポンの使用期限の設定は3〜7日以内の短期間を目安に使用を促すことが効果的です。

クーポンの割引率は5〜10%でも「感謝の気持ち」がしっかり伝われば、効果は期待できます。

4.回答内容をもとにタグ付け・出し分けを行う

得られたアンケート回答は、内容を確認するだけでなく、活用することでLTV向上に直結します

【アンケート回答の活用例】
・「サイズ感が不安」という回答 → 次回訪問時にサイズガイドを表示する。
・購入目的が「ギフト目的」→ 誕生日に合わせて特典付きメールを送信
・「次に〇〇の商品を購入したい」という意見→ 関連カテゴリをポップアップなどでレコメンド

Shopifyのタグ機能やMAツールを使えば、こうしたバーソナライズ施策はすぐに開始できます。

5.定期的に傾向を見直し、施策に反映する

アンケートは“設置して終わり”ではなく、継続的な見直しと改善が重要です。毎月1回程度、回答を眺め、以下のような事項を確認してみましょう。

・回答率が下がっていないか?(→ 質問数や順番を見直す)
・不満が増えていないか?(→ 商品・UX・FAQの改善チャンス)
・新しいニーズが見えていないか?(→ 商品開発やLP改善のヒントに)

こうした
小さな見直しの積み重ねが、結果としてLTVを底上げしていきます

LTV改善に効く アンケート質問とは?

LTV(顧客生涯価値)を改善するためのWebアンケートでは、単に「満足度」を聞くだけでは不十分です。

重要なのは、再購入を妨げている要因や、アップセル・継続購入のヒントをお客様自身の言葉から探ることです。実際に多くのECサイトで使われている、効果的な設問例をいくつか紹介します。

◆LTV改善に関する代表的な質問例

  • 購入前に不安だった点はありますか?
    → UX改善やFAQ強化に活用できる

  • 他の商品と迷った理由を教えてください
    → 競合との差別化ポイントが見える

  • 購入の決め手になったポイントを教えてください
    → LPや広告コピーの見直し材料に

  • 実際に使ってみた感想を教えてください
    → 商品改善、レビュー促進、NPS的活用にも

  • 今後どんな商品があればまた購入したいですか?
    → 商品開発やレコメンド施策に直結

◆LTV改善のための質問テンプレート

さらに詳しい質問テンプレートや、業種別に最適な質問例・設問数の考え方・回答率を下げないコツなどは、別記事にてご紹介しています。(近日公開予定)

Webアンケートで成果を上げたECサイト事例

ここでは、実際にWebアンケートを活用し、LTVやリピート率の改善に成功した3つのECサイトの事例をご紹介します。

いずれも大規模なツールや複雑な仕組みを使ったわけではなく、“聞く”ことを起点に、売上の伸びしろを見出したシンプルな成功例です。

事例① ギフトECで購入理由を把握し再購入率が18%増加

季節の需要があるギフト専門の某ECサイトでは、再購入率が思うように伸びないという課題を抱えていました。

担当者の悩みは、「なぜこの商品を選んでくれたのかが、まったく分からない」ということ。

カートには商品が入り、購入もされる。でも、その背景にある“目的”や“感情”が分からないため、次のアクションにつなげられない状況が続いていました。

◆実施した施策

購入完了ページに「どんなシーンでご利用されましたか?」という自由記述の質問を追加し、回答内容を「母の日」「誕生日」「退職祝い」などに分類。

そこから特集ページを構成し、利用目的に応じたメールマーケティングを実施することで、次の購入のきっかけづくりを強化しました。

◆施策の結果

アンケートから得られた購入目的に沿って商品提案やメール配信の内容を最適化した結果、ターゲティングの精度が高まり、再訪率が向上しました。

特に季節イベント前に送ったシーン別の提案メールの反応率が高く、再購入に直結。定期的に同様のアプローチを行うことで、最終的に再購入率が18%改善する成果につながりました。

事例② 定期購入の解約理由を拾い上げ、継続率12%向上

あるサプリの定期購入サイトでは、「初回で解約されてしまう」ことがLTV改善の大きな壁となっていました。

つまりこのECサイトでは、初回購入者の解約率の高さが悩みの種でした。

広告から新規購入にはつながるのに、2回目以降へ進まない。顧客がなぜ離れていくのかが見えず、施策も打ちにくい状態が続いていました。

商品自体に大きな欠陥があるわけではなく、レビューもそこそこ良い。それだけに「理由が見えないままの解約」は、チームにとってストレスでもありました。

◆実施した施策

解約ページに「解約理由をよければ教えてください(任意)」という設問を1つ設置し、回答内容をもとに改善策を立案。

得られた回答で特に多かった「飲み忘れる」「効果が感じられない」という声に対応するため、リマインドメールの導入や、初回同梱物に効果実感の目安を記載するなど、フォロー体制を強化しました。

◆施策の結果

解約理由を“見える化”したことで、解約直前の心理や不安が明確になりました。

「飲み忘れ」対策として導入した定期的なリマインドメールや、飲み方のガイド追加が好評で、初回以降も継続するユーザーが増加。

結果として、継続率が12%改善し、LTV全体の底上げにもつながる結果となりました。お客様の離脱理由に耳を傾けたことで、施策の方向性が大きく変わった成功事例です。

事例③ コスメD2Cでお客様の声を商品開発とLP改善に活用

あるコスメ系D2Cブランドでは、シリーズ商品のうち特定のものだけが伸び悩んでいました。

既存のシリーズ商品は安定していたものの、新商品のヒントが得られず、次の一手に悩んでいました。

定期購入もあり、既存顧客は一定数いる。けれど、どんなニーズが潜在しているのかを把握する手段がなく、「これが出たら絶対欲しい」という手応えを得られない状態だったのです。

◆実施した施策

購入後アンケートに「今後ほしい商品があれば教えてください」という設問を加えたところ、「敏感肌向け」「詰め替え用」「トライアルサイズ」といったニーズが顕在化。

それらの声をもとに商品企画とランディングページを刷新。実際の顧客要望をダイレクトに反映した構成で、ブランドとの“共創感”を高めました。

◆施策の結果

アンケートで得られた声をもとに、実際に敏感肌用と詰め替え商品を追加した結果、CVR(購入率)が大幅に改善。

特に、ランディングページにおいて“お客様の声から生まれた商品です”という訴求が強く共感され、アクセスあたりの売上も向上しました。結果として、該当商品のCVRは従来比で1.4倍に上昇。

お客様のニーズに基づいた施策が、LTVの向上とブランドの信頼性アップに寄与しました。

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LTV改善のためのアンケート導入手順

LTV改善にアンケートが有効なのはわかっていても、どのタイミングで出せばいいのか、どんなツールを使えばいいのかなど、最初の一歩でつまずいてしまう方も少なくありません。

このセクションでは、
明日からでも始められるWebアンケートの導入ステップを、3つのフェーズに分けてご紹介します。特別な技術やツールは不要です。大切なのは、“お客様の声を聞いてみよう”という姿勢から始めることです。

1.どのタイミングで聞くかを決定する

いつ質問を投げかけるかは、最初に決定すべき要素です。また、これは回答率を左右する部分にもなります。

高い回答率をキープするために、ユーザーの感情や熱が高まっているタイミングを狙ってアンケートを配信しましょう。

◆おすすめのタイミング

・購入完了後のページ(Thank youページ)で配信
→ ユーザーの感情が高まっており、最も回答率が高いタイミングです。

・購入後のサンクスメールで配信
→ メール開封率が高ければ、手軽にアンケート動線を設置できます。

・商品到着後のフォローアップメール
→ 実際に使ってみた感想を聞くのに適したタイミングです。(使用感・満足度等)

2.3問以内のシンプルな構成で開始する

アンケートを始める際に大切なのは、構成とボリュームのバランスです。はじめから質問数が多いと、離脱率が上がり、せっかくの声を拾いきれません。

まずは、回答者の負担が少ないアンケートを意識して作成してみましょう。

◆初期アンケート作成で意識したいこと

・質問は3問以内に絞る
・選択式を中心にして自由記述式質問は避ける
・スマートフォンでも回答しやすい構成にする

3.集まった回答を見て、まずは一つの施策につなげる

アンケートは「集めて終わり」にしないことが何より大切です。最初の運用では、回答内容を1つだけでも施策に反映することを目指しましょう。

すべてを一度に反映しようとする必要はありません。小さな改善が積み重なれば、それだけでLTVは確実に底上げされていきます。

◆アンケート回答を施策につなげる例

・「サイズが分かりにくい」という回答が多い →サイズガイドを改善する
・「ギフト用に購入した」という回答が多い →ギフト特集ページを強化

Webアンケート結果分析の基本トップ画像 紙で作った電球

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Webアンケートのデータ分析における基本的なテクニックと、それらを実践的な戦略に応用する方法をご紹介します。

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『聞く→活かす』でLTVの土台を強化

LTV(顧客生涯価値)を伸ばすために、広告や商品開発に力を入れるのはもちろん重要です。

しかし、それと同じくらい「すでに購入してくれたお客様の声に耳を傾けること」が、次の一手のヒントになります。

Webアンケートは、手間をかけずに顧客の本音を引き出し、売上改善につなげる強力な手段です
しかも、特別な仕組みがなくても、購入直後に1~2問の質問を設置するだけで実が行可能。回答から見えてきた課題や要望を、少しずつ施策に反映していくことで、自然とLTVは伸びていきます。

Webアンケートを通じて、LTVの土台を強化しましょう。

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