
「CVR(コンバージョン率)が伸び悩んでいる。」
「広告やデザインを見直しても、なぜか成果につながらない。」
そんなときこそ注目したいのが、”ユーザーの声を引き出すアンケート”です。
「どこで迷ったのか」「なぜ購入に至らなかったのか」「何が決め手になったのか」。その答え、あなたのストアに訪れたお客様自身が知っています。だからこそ、適切な質問を通じてリアルな声を拾うことが、CVR改善への最短ルートです。
この記事では、Shopifyストアで使えるCVR改善アンケートの質問例を10個厳選してご紹介します。
この記事では、CVR改善につながる質問例をご紹介しています。「CVRを高めるアンケートの出し分け例」「アンケート失敗例&改善策」は、以下のリンクから。

ShopifyでCVR改善 お客様の声がヒントになる
商品の魅力は伝えているはず。ページ構成も改善した。それでもCVRが伸びない。そんなとき、見落とされがちなのが「ユーザーの本音」です。
どんなに優れたデザインや価格設定も、「なぜ買わないのか」「なぜ離脱するのか」という理由を知らずに繰り返す改善は、結果が運任せになってしまいます。
Shopifyだからできる「データによる改善」
一方、ユーザーの声を直接拾い上げるアンケートを導入すれば、離脱理由・購入心理・不安要素などが明確になります。
たとえば「サイズ感が分からない」「他の商品と迷っている」といった回答があれば、それに応じた情報補足や出し分け施策も打ちやすくなります。
Shopifyのように購買行動のトラッキングがしやすい環境だからこそ、ポップアップ型アンケートや購入後アンケートは非常に相性が良いのです。今こそ、感覚ではなく「データに基づいた改善」を実施しましょう。
答えはユーザーが知っている。ShopifyストアのCVR改善の一手
CVR改善のヒントは、あなたのストアにすでに訪れたお客様が握っています。
何に迷い、どこで離脱し、なぜ購入を決めたのか。それを引き出せるのが、アンケートです。
Build for Shopify認定アプリ・AsklayerならShopifyストアでの購入後や離脱直前にピンポイントで出せるポップアップ型アンケートも簡単に導入可能。
テンプレートを活用すれば、すぐに実装できます。憶測ではなく、データに基づいたShopifyストア運営を始めませんか?




【保存版】CVR向上につながるShopifyアンケート質問例10選
ユーザーはなぜ買わなかったのか。
何に迷い、どこで不安を感じたのか。
なぜ買ってくれたのか?
これらを言葉として引き出せる設問は、CVR改善の原動力になります。
このセクションでは、ShopifyストアのCVR改善に直結するアンケート質問例として、「離脱を防ぐためのアンケート」「購入の決め手を知るためのアンケート」に分けて5問づつ、合計10問の例をご紹介します。
【Shopify購入前・離脱直前に聞く!離脱を防ぐためのアンケート質問例】
質問例① 購入の障壁を明らかにする
カート離脱・未購入の原因を特定し、商品ページやFAQの改善に役立てる
Q.『今回、購入を見送った理由として当てはまるものをすべて選んでください。』
【複数選択】
・価格が予算に合わなかった
・他の商品と比較検討していた
・欲しいサイズやカラーがなかった
・商品説明がわかりにくかった
・送料や配送日数が不安だった
・返品・交換の条件がわかりにくかった
・なんとなくやめた
・その他
【この質問を聞く理由】
カート離脱や未購入の背景には、ユーザーの中にある“何かしらの障壁”が存在します。それは価格や情報不足、比較の途中、感情的な迷いなど多様です。
この質問により、離脱の主な要因を特定し、商品ページの見直し、FAQの充実、割引の出し分け設定などにつなげることができます。CVR改善を狙ううえで、ユーザーの行動停止ポイントを把握することは極めて重要です。
質問例② 商品情報の伝わりやすさを検証する
ユーザーの「分からない」を解消し、商品ページ改善に役立てる
Q.『この商品について、購入前にわかりづらいと感じた点を教えてください。』
【複数選択】
・サイズや寸法
・素材や成分
・使用方法・使い方
・モデルの着用イメージや写真
・価格以外の費用(送料・手数料など)
・在庫状況・発送予定日
・特になし
・その他
【この質問を聞く理由】
ユーザーが商品を購入する際、「これで合ってるかな?」「本当に大丈夫かな?」という不安を抱えたままでは、購入ボタンを押せません。
この質問は、商品ページにおける“情報不足のボトルネック”を特定し、画像の追加や説明文の見直し、サイズガイドの整備など、具体的なページ改善につなげることができます。結果的に、離脱率の低下とCVR向上が期待できます。
質問例③ 購入意欲を阻む心理的なハードルを探る
表示タイミングや訴求内容の調整に役立てる
Q.『商品ページを見たときの印象に、もっとも近いものを1つ選んでください。』
【単一選択】
・今すぐ欲しいと思った
・少し気になるけど、今すぐは買わない
・よく分からない、もう少し見てから考えたい
・なんとなく自分には合わなそう
・あまり印象に残らなかった
・その他
【この質問を聞く理由】
ユーザーが商品ページに訪れても、即購入につながらない場合は「気になるけど決め手がない」「印象が薄い」などの心理的な停滞が原因であることが多くあります。
この質問により、商品訴求が届いているかどうか、情報の出し方やタイミングが合っているかを検証できます。選択肢ごとの傾向を分析すれば、表示トリガーの見直しやセグメント出し分けの精度向上にもつながります。
質問例④ 商品ページの使いやすさを定量的に評価する
UXの定量評価をもとに、導線やデザイン改善に役立てる
Q.『この商品ページの使いやすさを5段階で評価してください。』
【単一選択】
・とても使いやすい(5)
・やや使いやすい(4)
・普通(3)
・やや使いにくい(2)
・とても使いにくい(1)
【この質問を聞く理由】
主観的になりがちなUX(ユーザー体験)も、こうした定量評価を用いることで可視化が可能になります。数値として集計しやすいため、A/Bテストやページ改修前後の効果比較にも有効です。
平均点の低いページには導線の見直しや要素の削減、スマホ最適化などの改善を施すことで、離脱率の低下とCVR向上が狙えます。特に複数商品を扱うストアでは、全体傾向の把握にも役立ちます。
質問例⑤ 不安や迷いの“本音”を掘り起こす
購入を迷わせる感情面の要因を洗い出し、訴求内容の改善に役立てる
Q.『ご購入を迷われた理由や、不安に感じたことがあればご自由にお書きください。』
【自由回答・例】
「サイズ感が実物と違わないか不安でした」
「初めてのショップで、信頼できるか少し迷いました」
「レビューが少なくて判断しきれなかった」
【この質問を聞く理由】
選択肢では拾いきれない“感情的なつまずき”や“想定外の離脱要因”を把握するための質問です。
ユーザーの言葉で語られた本音には、ページの雰囲気・ブランドの印象・信頼性・導線の不自然さなど、CVRに直結する重要なヒントが詰まっています。数は少なくても、改善のインパクトが大きい“深い示唆”を得られるため、自由回答の導入は非常に有効です。
【Shopify購入後・サンクスページで聞く!購入の決め手を知るためのアンケート質問例】
質問例⑥ 購入の決め手を明らかにする
ユーザーの評価ポイントを把握し、訴求軸の強化に役立てる
Q.『今回、この商品を購入しようと思った決め手は何ですか?』
【単一選択】
・価格が魅力的だった
・レビュー・口コミが参考になった
・商品のデザインや機能に惹かれた
・サイトが使いやすく、購入がスムーズだった
・信頼できそうなショップだと感じた
・セールや限定キャンペーンがあった
・その他
【この質問を聞く理由】
CVしたユーザーが「どこに価値を感じたか」を把握することで、その強みを他の商品や販促に活かすことができます。また、ユーザーが魅力を感じている点と、運営側が伝えたいポイントがズレていないかを確認する材料にもなります。
特定の選択肢に偏りが見られれば、それを軸にしたバナー訴求やコピー改善を行うことで、さらなるCVR向上が狙えます。
質問例⑦ 他の商品と迷った理由を把握する
比較対象との違いを明確化し、差別化・説得力の強化に役立てる
Q.『他の商品と比較された場合、その際に重視したポイントをすべて選んでください 』
【複数選択】
・価格
・見た目やデザイン
・機能・性能
・レビューや評価数
・ブランドや信頼性
・配送の早さ・送料
・保証や返品対応の有無
・その他
【この質問を聞く理由】
ユーザーが「他と比べて、なぜこの商品を選んだのか」を探ることで、ストア側がどこで勝っていて、どこがまだ弱いのかを可視化できます。
比較検討で重視されている要素をもとに、商品の差別化ポイントを明確に伝える改善や、よく比較される競合商品への対抗策にも活かせます。CVRだけでなく、選ばれる理由の精度を高めたいときに有効な質問です。
質問例⑧ 商品ページで良かった点・改善してほしい点を聞く
ユーザーの評価軸を可視化し、ページ改善と訴求強化に役立てる
Q.『商品ページを見て、良かった点・改善してほしい点があれば教えてください。』
【自由回答・例】
「写真が多くてイメージしやすかった」
「モデルの着用イメージがリアルで参考になった」
「配送日数が分かりにくかったので、もっと目立たせてほしい」
「欲しい色の在庫がなかったのが残念でした」
【この質問を聞く理由】
実際に購入したユーザーの声は、他のユーザーの不安や期待を映す鏡でもあります。
この質問により、どこが高く評価されているのか、逆にどこが惜しまれているのかを明確にし、商品の見せ方や導線設計をさらに洗練させることができます。特に画像や構成に関する意見は、UXやCVRを左右する重要な要素となります。
質問例⑨ ストアに対する満足度と紹介意欲を測定する
リピーター育成やロイヤルティ向上施策の基礎データとして活用
Q.『このストアを友人や知人におすすめしたいと思いますか?その理由もあわせて教えてください。』
【NPS】→自由記述質問へ分岐
(全く勧めたくない)0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10(非常に勧めたい)
【自由回答・例】
「配送が早くて丁寧だったから」
「セールのときはお得感が強い」
「サイトが見やすく、安心して購入できた」
「商品自体は良いが、説明が少しわかりにくかった」
【この質問を聞く理由】
NPSスコアは、ユーザーの満足度やストアへの信頼感を可視化できる強力な指標です。さらに理由を自由回答で尋ねることで、定量データの裏にある感情や印象を深く掘り下げられます。
ロイヤルティの高いユーザーが評価するポイントや、逆に不満を抱えたユーザーが離脱しそうなポイントを把握し、リピート施策や導線の改善に役立てることができます。
質問例⑩ 今後の購入意欲を把握する
リピート対策やメール・リマーケティング施策のヒントとして活用
Q.『今後、当ストアでの再購入を検討したいと思いますか?』
【単一選択】
・ぜひまた利用したい
・気になる商品があれば利用したい
・少し迷っている
・あまり利用したいとは思わない
・今回限りのつもり
・その他
【この質問を聞く理由】
購入後の顧客に対して、再訪・再購入の意思を確認することで、LTV(顧客生涯価値)向上施策の基盤を作ることができます。
意欲が高い層にはクーポンやリマインド配信などのアプローチが効果的であり、逆に「今回限り」のような層には、離反理由を探る深掘りアンケートやサンクスページ改善などが有効です。ユーザーとの関係性を継続する起点として、CVR改善だけでなくLTV戦略にもつながる重要な設問です。
Shopifyアンケートの分析と活用
CVRを改善するにあたっては、集まった回答データを“施策”へ落とし込むことが重要です。
たとえば「価格が高い」「説明が分かりにくい」といった声が多ければ、訴求の見直しやFAQの強化、出し分け設定で対応可能です。逆に「決め手は写真」「デザインが気に入った」といった声は、強みとして打ち出す材料になります。
分析の際は、以下のような切り口が有効です。
・頻出ワードの抽出 → ボトルネックの特定
・スコア系(NPS、5段階評価など) → ページ改修の前後比較
・「購入者」と「非購入者」での傾向比較 → セグメント設計に応用
定性・定量の両面で活用できるアンケートデータは、CVR改善の“起点”であり“検証軸”にもなります。
Shopifyアンケート CVR改善に関するFAQ
アンケートはどのタイミングで表示するのが効果的ですか?
ユーザーの心理状態に合わせたタイミングが重要です。購入を迷っている段階なら、カート追加後の離脱直前やページ滞在が一定時間を超えたタイミングが有効です。
購入後であれば、サンクスページや発送完了メールで聞くと、反応率も高く、素直な感想が集まりやすくなります。目的に応じてトリガー設定を使い分けることで、回答率とCVR改善効果を最大化できます。
回答率が低いのですが、どうすれば上げられますか?
回答率が低い原因は「面倒」「気づかない」「メリットがない」のいずれかです。まずは質問数を絞り、1問または2問だけにすることで心理的ハードルを下げましょう。
さらに、回答者限定のクーポンやポイント付与などのインセンティブを設けると効果的です。ポップアップやバナー形式で目立たせる工夫も有効です。スマホ表示に最適化されているかも確認しましょう。
自由記述の回答が少ないのですが、意味がありますか?
数は少なくても、自由記述の回答は非常に価値があります。ユーザーの本音や感情的なつまずき、選択肢に表れないリアルな不満が含まれているからです。
たとえば「なんとなく不安だった」などの一言が、ページデザインや情報の出し方の見直しにつながることもあります。短くても“深い”気づきが得られる可能性が高いため、分析対象として重要です。
Shopifyではどのアプリ・ツールを使えばいいですか?
Shopifyでアンケートを導入するなら、Shopifyに最適化されているBuild for Shopify認定のアプリ、そして目的に応じたアプリ選びが大切です。
たとえば、購入後アンケートに特化したもの、ポップアップ形式で表示できるもの、出し分け設定が可能なものなど、機能はさまざまです。
回答結果を自動で集計・可視化できる機能があると、分析と改善がスムーズに進みます。CVR改善を意識するなら、セグメントごとの表示制御ができるツールがおすすめです。なお、これら全ての条件を満たすアプリには「Asklayer」などがあります。
回答データはどのように分析・活用しますか?
まずは、回答を「傾向ごと」にグループ化しましょう。「価格が高い」「説明が不足」など同じ悩みが繰り返されていれば、ページ構成や訴求を見直すポイントです。5段階評価やNPSのような数値データは、A/Bテストや改修前後の比較にも使えます。
また、自由記述はキーワードや表現を抽出し、広告コピーやFAQ文言に転用できます。声を“聞くだけ”で終わらせず、“改善につなげる”ことが成果の鍵です。
ShopifyのCVR改善は顧客と向き合うところから始まる
なぜ売れないのか。なぜ選ばれたのか。
その答えは、すでにユーザーの中にあります。CVRを改善するには、商品やデザインを変える前に、“ユーザーの声”を正しく拾い、素直に向き合う姿勢が大切です。
アンケートは、ユーザーの迷いや不安、そして購入の決め手を言語化してくれる最強のツールです。Build for Shopify認定のアンケートアプリ・Asklayerを使って今回紹介したテンプレートをもとに設問を構成すれば、誰でもすぐに実践できます。
まずアンケートを設置。回答を集め、改善に活かしていく。その繰り返しこそが、確かなコンバージョン率向上につながります。
アンケートを活用して、ShopifyのCVRを底上げしましょう。
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