
「購入後アンケートを設置したいけど、何を聞けばいいのかわからない・・・」
そんな方のために、Shopifyでそのまま使える質問テンプレートを目的別にまとめました。
顧客満足度の把握、購入理由の分析、サービス改善、リピート施策など、シーンに応じて役立つ質問を厳選。
質問文はすべてコピペOKなので、導入ツールにそのまま貼り付けてすぐに使えます。ストアの改善やCV向上にお役立てください。
この記事では、Shopifyストアでそのまま使える購入後アンケートの質問テンプレートに特化してご紹介します。アンケートの設置方法や活用ステップは、別記事で詳しく解説しています。
Shopify購入後アンケートの回答の活用方法や具体的な施策の例はこちらから↓↓

Shopify購入後アンケートで迷ったらこれ!基本のテンプレート5選
まず最初に、どんな業種・商材のShopifyストアでも使える、汎用性の高い質問テンプレートを5つご紹介します。
回答しやすく、顧客の満足度や購入理由をシンプルに把握できる構成です。そのままコピペしてツールに貼り付けて使える形式になっています。
①購入目的の把握 - 利用シーンとニーズの理解
『この商品はどのような目的で購入しましたか?』
【単一選択】
・自分用
・家族やパートナー用
・プレゼント・ギフト用
・仕事・業務での使用
・その他(自由記入)
【この質問を聞く理由】
購入者が誰のために商品を購入したのかを知ることで、利用シーンに応じた商品の見せ方やリピート施策に活用できます。
たとえば「ギフト利用」が多ければ、ラッピング対応やメッセージカードなどの追加サービスが検討でき、LTV向上にもつながります。
②購入の決め手 - 訴求ポイントの特定
『購入の決め手になったポイントを教えてください。』
【複数選択可】
・価格の安さ・お得さ
・商品の見た目・デザイン
・レビューや口コミ評価
・説明のわかりやすさ
・配送の速さ
・キャンペーンやクーポンがあったから
・ブランド・ショップの信頼感
・その他(自由記述質問へ)
【この質問を聞く理由】
ユーザーが何を重視して商品を選んだのかを明らかにすることで、広告や商品ページでの「訴求軸」を最適化できます。
特に、レビュー・価格・配送などが選ばれやすい傾向にあると、集客やCVR改善に直結する改善が可能です。
③購入体験の課題発見 - UIやUXの改善ヒント
『ご注文の際に不便に感じた点があれば教えてください。』
【自由回答・例】
「スマホだと商品画像が拡大できず、細部が確認しづらかった」
「支払い方法の選択肢が少なくて困った」
【この質問を聞く理由】
購入完了までの導線で生じた違和感・ストレスの“予兆”を拾うことができる貴重な質問です。
サイトの構造や決済画面の分かりづらさ、表示速度の遅さなど、運営者が気づきにくい課題を発見できます。
④推奨意向(NPS) - ブランドロイヤルティの測定
『このショップを友人や家族に薦めたいと思いますか?』
【NPSスケール回答】
(まったくすすめたくない)0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10(ぜひすすめたい)
【この質問を聞く理由】
この質問はNPS(ネットプロモータースコア)と呼ばれ、ブランドへの信頼度やファン化の進度を測る指標です。
スコアの平均だけでなく、「推奨者(9〜10)」と「批判者(0〜6)」の割合を把握することで、クチコミの拡散性や改善の優先度を可視化できます。
⑤改善ニーズ収集 - 顧客の声に学ぶ
『今後改善してほしい点やご要望があればご記入ください。』
【自由回答・例】
「カラー展開をもっと増やしてほしい」
「レビュー投稿でポイントがもらえる仕組みがあるとうれしいです」
【この質問を聞く理由】
ユーザーの「こうだったらいいのに」という声は、ストア改善や商品開発のヒントになります。
ニーズに応えることで、リピート購入やロイヤルティ向上に繋がることも多く、継続的に収集したい質問です。
Shopify購入後アンケート 目的別カスタム質問
ここからは、Shopifyの購入後アンケートで目的に沿って追加するカスタム質問をご紹介していきます。これらの質問は全てを含める必要はありません。
前項でご紹介した基本テンプレートに数問加えることで、アンケート目的とする内容をさらに深掘りすることが可能になります。
おすすめの使い方
アンケートは質問が多くなったり、回答に時間がかかると回答者の負担になり、離脱する確率が高くなってしまいます。
おすすめの使い方として、購入後アンケートの設問が多くなりすぎないように、基本質問に以下から2〜3問の質問を追加します。
①顧客満足度を測りたいとき
『購入した商品に満足していますか?』
【単一選択】
・とても満足
・やや満足
・普通
・あまり満足していない
・まったく満足していない
【この質問を聞く理由】
この質問は、ユーザーの購入体験に対する第一印象を把握するための基本的な質問です。
満足度の評価は、商品の品質、価格、配送スピード、商品説明など、さまざまな要因に影響されます。
平均値や傾向を分析することで、どのジャンル・カテゴリに改善の余地があるかが見えてきます。
『商品は、説明通りの商品でしたか?』
【単一選択】
・はい、期待通りでした
・一部違いがありました(→自由記述質問へ)
・いいえ、説明と異なりました (→自由記述質問へ)
【この質問を聞く理由】
購入前にユーザーが見ている商品画像や説明文と、実物とのギャップは満足度に直結する要素です。
この質問により、商品ページの情報設計や表現の見直しポイントを把握できます。「違いがある」という回答の内容を深掘りするために、自由記述質問を合わせて活用します。
『ストアの対応や配送スピードに満足していますか?』
【単一選択】
・とても満足している
・ある程度満足している
・どちらとも言えない
・少し不満がある
・不満がある
【この質問を聞く理由】
商品そのものだけでなく、「買ってから届くまで」の体験全体も顧客満足に大きく影響します。
問い合わせ対応や配送速度など、ショップ運営の裏側に関する評価を得ることで、体験全体の質を継続的に高めることができます。
②購入理由を知りたいとき
『購入の決め手になったポイントを教えてください。』
【複数選択】
・商品の価格が魅力的だった
・デザインや仕様が気に入った
・レビューや口コミの評価が高かった
・配送が早くて便利だった
・キャンペーンやクーポンがあった
・信頼できそうなショップだと感じた
・商品説明がわかりやすかった
・その他(自由記入)
【この質問を聞く理由】
ユーザーが何を重視して購入に至ったのかを把握することで、訴求軸(広告・商品ページ・LPなど)の最適化につながります。
特に、レビューや価格など“決め手”になりやすいポイントが集中している場合は、その部分を強調することでCV率向上が期待できます。
『当ストアを知ったきっかけを教えてください。』
【単一選択】
・GoogleやYahooなどの検索
・InstagramやFacebookなどのSNS
・YouTube・ブログなどのコンテンツ
・広告(バナー・リスティングなど)
・知人や家族からの紹介
・その他(自由記入)
【この質問を聞く理由】
流入チャネルの傾向を把握することで、集客施策の評価や改善に役立ちます。
また、紹介やオーガニック検索からの流入が多い場合は、その強みを活かしたキャンペーンやコンテンツ戦略も検討できます。
『商品の購入前に他の商品や他社と比較しましたか?』
【単一選択】
・はい、他の商品・ブランドと比較しました
・いいえ、比較せずこの商品に決めました
【この質問を聞く理由】
ユーザーの比較行動を確認することで、競合との“差別化ポイント”が有効に機能しているかを判断できます。
「比較したがこちらを選んだ」という回答が多ければ、価格、デザイン、信頼感などの優位性を訴求軸としてさらに強化できます。
③購入体験を改善したいとき
『購入手続きはスムーズでしたか?』
【単一選択】
・とてもスムーズだった
・特に問題はなかった
・少しわかりづらい部分があった
・手間がかかってストレスを感じた
【この質問を聞く理由】
カート投入から決済完了までの導線に「わかりづらさ」や「手間」を感じると、次回購入のハードルが上がります。
この質問により、UIの問題点や決済手段の選択肢の不足など、離脱の原因になり得る改善ポイントを発見できます。
『必要な情報(サイズ・使い方など)はすぐに見つかりましたか?』
【単一選択】
・すぐに見つかった
・少し探す手間があった
・なかなか見つからなかった
・探しても見つけられなかった
【この質問を聞く理由】
商品ページやFAQの情報設計が適切でなければ、購入前にユーザーが迷い、購入を断念してしまう可能性があります。
この質問への回答は、情報の配置や検索性に関するUX改善のヒントになります。
『ショップや商品ページの表示速度にストレスはありましたか?』
【単一選択】
・まったくなかった
・やや遅いと感じた
・かなり遅く、イライラした
・ページが表示されなかったことがある
【この質問を聞く理由】
表示速度は離脱率に直結する重要なUX要素です。特にモバイルユーザーが多い場合は、ページの読み込みが遅いと致命的になることもあります。
この質問により、改善すべき技術的要素(画像圧縮、スクリプト軽量化など)を見極めることができます。
④顧客をセグメント化したい時
『あなたの年代を教えてください。』
【単一選択】
・10代以下
・20代
・30代
・40代
・50代
・60代以上
・答えたくない
【この質問を聞く理由】
年代別で好まれる商品や価格帯が異なるため、商品の見せ方やキャンペーン設計に活かせます。
年齢データをもとに、レビュー投稿者の紹介やSNS広告のターゲティングにも利用できます。
『この商品はどなたのために購入されましたか?』
【単一選択】
・自分用
・家族・パートナー用
・友人や知人へのプレゼント
・会社や業務用
・その他(自由記入)
【この質問を聞く理由】
購入対象が「誰のため」だったかを知ることで、ターゲット層の可視化や用途別リマーケティングが可能になります。
「プレゼント用」が多ければ、ギフト包装やキャンペーンを訴求するなど、パーソナライズ施策にも活用できます。
『今後の購入で、どのような商品に興味をお持ちですか?』
【複数選択】
・同じカテゴリの商品(例:バッグを買った人→別のバッグ)
・関連商品(例:スマホケースを買った人→充電器)
・新商品・限定アイテム
・ギフトに使える商品
・その他(自由記入)
【この質問を聞く理由】
次回の提案やメルマガ配信、クーポン設計の際に興味のあるカテゴリや傾向を把握しておくと、効果的なアプローチが可能になります。
ストアのLTV(顧客生涯価値)を高めたい場合に特に有効なセグメンテーション手法です。
⑤リピートやレビューに活かす質問
『この商品を再度購入したいと思いますか?』
【単一選択】
・ぜひ購入したい
・たぶん購入すると思う
・どちらともいえない
・あまり購入したくない
・もう購入しないと思
【この質問を聞く理由】
再購入意向は、顧客満足度や商品力を測る指標になります。「もう購入しない」という層の割合や理由を把握することで、商品改良・導線の見直し・フォロー施策の強化が検討できます。
また、再購入意欲が高い層には早期割引・リピート優遇施策が効果的です。
『商品についてレビューを書いていただけますか?』
【単一選択】
・はい、すぐに書きます
・時間があれば書きたい
・今は書く予定はありません
【この質問を聞く理由】
レビュー収集の意欲を事前に確認することで、レビュー依頼の送付対象を絞ることができます。
「書きます」と答えた人にだけ特典付きの投稿案内を送ると、自然で高品質なレビューが集まりやすくなります。
『レビュー投稿の際に、どんな特典があれば嬉しいですか?』
【自由回答・例】
「次回使える10%オフクーポンがあるとうれしい」
「ポイントが貯まるとモチベーションになる」
【この質問を聞く理由】
レビューを促すインセンティブ設計を効果的に行うための参考になります。
ユーザー自身が求めている特典を把握することで、レビュー投稿率の向上だけでなく、次回購入への自然な動線づくりにもつながります。
Shopifyの購入後アンケートを効果的に実施できるWebアンケートツール
購入後アンケートを実施するにあたり、大切なのはアンケートツール選び。
Shopifyアプリ『Asklayer』は、アンケートをThank Youページに埋め込んだり、サイト上のポップアップとして表示、またサンクスメールにリンクを挿入してアンケートが運用できるWebアンケートツール。高回答率で、回答結果をCSVダウンロードが可能です。
Shopifyアプリストアより専用アプリとして導入できるため、ストアの表示速度やテーマファイルを汚さずに導入できます。
購入後アンケート活用イメージ (Asklayer)




Shopify購入後アンケートで顧客の声を集めよう!
購入後アンケートは、顧客満足度の把握や購入の決め手の分析、サイト改善、リピート施策など、すべての起点となる、貴重な“声”を集めるための仕組みです
Shopifyストアでそのまま使える質問テンプレートを目的別にご紹介しました。テンプレートはコピペしてすぐに使えるので、まずは1問でも構いません。ストアの目的に合った質問から導入してみてください。
Shopify購入後アンケートで、顧客の声をストアの運営に役立てましょう。
今すぐはじめよう!
リスクなしでWebアンケートを実施しよう!
無料アカウントを作成して、Asklayerのアンケート機能を
あなたのWebサイトでお試しください。
クレジットカード登録は必要ありません。