ECで「レビューが集まらない」というのは共通の悩みごとではないでしょうか。
レビューは購入率や検索評価に直結するため、最優先で強化すべき要素です。
この記事では、レビューを自然に増やすためのアンケート設計、依頼の最適タイミング、実践的なテンプレートまでをわかりやすくご紹介します。
この記事でわかること
この記事では、ECでレビュー・口コミを自然に増やす方法が分かります。
・レビューがECの購入率・SEO・信頼性に与える影響
・レビュー依頼のきっかけになる9の質問例
・レビュー投稿率を上げるための設計
・そのまま使えるレビュー依頼文テンプレート
レビューを集めるためのアンケート活用
ECでレビュー・口コミが重要な理由
レビューは顧客の「感想」ではなく、ECの購入率・検索評価・再購入率に直結する重要な資産です。
このセクションでは、レビューがなぜECで欠かせないのかを3つの視点から整理します。
1.レビューが購入率(CVR)を大きく左右する
レビュー数と評価が揃っている商品は、ユーザーが安心して購入を決められるためCVRが大きく上がります。
ECでは「比較検討」が常に発生するため、レビューが少ない商品は候補から外れやすく、レビューの有無だけで売上差が生まれます。
2.レビューはSEO・LLMO(AI検索)での露出にも影響する
検索エンジンやAI検索では「実ユーザーの声」を重視する傾向が強く、レビューが豊富な商品ほど検索結果で選ばれやすくなります。
AI生成の回答では、具体的な評価や使用感が引用されやすく、レビューの質と量がそのまま露出機会につながります。
3.レビューはリピート購入とブランド信頼につながる
レビューには、初回購入者の不安を取り除くだけでなく、既存顧客の満足度や再購入理由も蓄積されます。
実際の利用者の声が増えるほどブランドの信頼性が高まり、「また買いたい」「他の商品も試したい」という継続購入につながります。
レビュー獲得にアンケートが有効な理由
レビュー依頼をしても反応が少ない原因の多くは、「いきなり長文を書いてください」と求めてしまう点にあります。
アンケートを併用することで、ユーザーの負担を減らし、自然にレビューにつながる導線を作ることができます。
1.短い質問から“書きやすい状態”をつくれる
ユーザーがレビューを書かない最大の理由は、「何を書けばいいか分からない」「面倒」という負担感です。
アンケートで選択式の1〜2問に答えてもらうと、頭の中が整理され、書くべき内容(決め手・気に入った点)が自然に言語化されます。これがレビュー記入のハードルを大きく下げます。
2.顧客心理のピークを逃さず拾える
レビューは、ユーザーの感情が動く瞬間に依頼するほど反応率が高まります。
アンケートなら、購入直後の期待、到着直後の開封体験、使用後の満足度など、段階ごとに最適な質問を配置でき、書いてもらいやすい記憶と感情を逃さず拾うことができます。
3.レビューを自然な流れで依頼でき、拒否されにくい
「レビューを書いてください」よりも、「数十秒のアンケートにお答えください」の方がユーザーは圧倒的に回答しやすく、参加率も上がります。
さらに、アンケート完了画面でレビュー入力に誘導することで“違和感のない導線”になり、押し付け感がなく自然にレビューが増えていきます。
レビュー依頼のきっかけになるアンケート質問例 9選
レビューを増やすには、購入直後・商品到着後・使用後の3つのタイミングで適切な質問を設計することが重要です。
ユーザーの記憶が最も鮮明な瞬間に“負担の少ない質問”を投げかけることで、自然とレビューにつながる回答が集まります。ここでは、各フェーズで総合してレビューに役立てるため具体的な質問例を紹介します。
1.購入直後に聞く質問
購入直後は「使用レビュー」を依頼するには早すぎます。商品が届いておらず、使った感想は書けないため、不自然になり反応率も下がります。
ただしこのタイミングは、購入理由の短文レビュー(マイクロレビュー)が最も集まりやすい瞬間です。そのため、購入直後のアンケートでは「購入理由レビュー」を尋ねるのが最適です。このレビューは、後日の使用後レビュー依頼文の精度をアップする役割も果たします。
【アンケートでレビュー依頼を行う流れの例】
・導入
「ご購入ありがとうございます!次回の改善に役立てるため、購入の決め手をほんの数問だけお聞かせください。」
・質問①:購入理由
「今回の商品を選んだ一番の理由を教えてください。」
・質問②:期待しているポイント
「商品にどんな点を期待していますか?」
・マイクロレビュー依頼(自由回答)
「ご回答ありがとうございました!よろしければ、現在の『購入理由』をそのまま短いレビューとして投稿していただけませんか?まだ未使用でも構いません。数十秒で完了します。」
1.購入の決め手に関する質問
Q.『今回の商品を購入した決め手は何でしたか?』
【複数選択】
・価格がちょうどよかった
・デザイン・見た目が気に入った
・レビュー・口コミが良かった
・ブランドへの信頼感
・機能・品質が期待通りだった
・キャンペーン・クーポンがあった
・発送が早そうだった
・その他(自由記述)
【この質問を聞く理由】
購入直後はレビュー依頼には早いタイミングですが、「なぜ購入したのか」 だけは記憶が最も鮮明です。この質問を先に回収しておくと、後日のレビュー依頼文・到着後アンケートの設計に活かせます。
たとえば「デザイン」が決め手だったユーザーには、その点を強調した依頼文が効果的。「価格」や「レビュー」が理由なら、改善すべき訴求軸や掲載情報の精度が明確になります。
2.購入前の不安に関する質問
Q.『購入前に不安だった点はありましたか?』
【複数選択】
・サイズ・仕様が合うか不安だった
・商品の品質が分からなかった
・レビューが少なく、判断しづらかった
・発送・到着までの日数が気になった
・返品・交換の条件が分かりづらかった
・支払い方法に不安があった
・サポート体制が不明だった
・特に不安はなかった
・その他(自由記述)
【この質問を聞く理由】
購入直後は「不安が解消された直後」なので、どこに迷いがあったのかを最も正確に思い出せるタイミングです。
この情報は、商品ページの改善ポイント(FAQ、レビューの配置、配送情報の明確化)を優先度付きで把握できます。
3.期待しているポイントに関する質問
Q.『今回の商品で特に期待しているポイントはどこですか?』
【複数選択】
・デザイン・見た目
・品質・耐久性
・使い心地・操作性
・サイズ感 / フィット感
・価格に対する満足度
・レビュー通りの仕上がり
・配送のスムーズさ
・ブランド体験
・その他(自由記述)
【この質問を聞く理由】
期待しているポイントは、購入後の評価(レビュー)に直結する項目です。購入直後に聞くことで、ユーザーの「期待基準」が明確になり、後日の到着後アンケートでその期待がどう変化したかを比較できます。
・どこに満足してほしいのか
・どこがレビューに書かれやすいのか
・どのポイントが期待外れになりやすいのか
といった期待と実体験のギャップ分析ができ、LTV向上やレビュー改善に役立ちます。
2.商品到着後アンケート(レビュー依頼とセット)
商品を開封した直後は、梱包や初回の印象が最も鮮明に残っている瞬間です。このタイミングで梱包・開封体験アンケートを実施すると、レビューにも活かせる具体的な声が自然に集まります。
また、レビュー依頼はアンケートの最後に挟むのが最適 です。先に依頼すると負担感が強くなりますが、アンケートに答えた後なら感想が言語化されており、スムーズにレビューへ移行できます。
【アンケートでレビュー依頼を行う流れの例】
・導入
「商品は無事届きましたか?開封直後の印象を数問だけお願いします。」
・質問① 第一印象
「開封した瞬間の印象を一つ選んでください。」
・質問② 良かった点・気になった点
「良かった点(または気になった点)があれば教えてください。」
・レビュー依頼(自由回答またはリンク)
「ご回答ありがとうございました!よろしければ、そのまま短いレビュー投稿にご協力いただけませんか?数十秒で完了します。」
4.開封時の第一印象を把握する質問
Q.『商品を開封したときの第一印象を教えてください』
【複数選択】
・期待以上だった
・ちょうど期待通り
・やや期待外れだった
・大きく期待外れだった
・その他(自由記述)
【この質問を聞く理由】
開封直後は印象がもっとも鮮明で、商品評価の土台になるタイミングです。第一印象を聞くことで、梱包品質・デザイン・ブランド体験における「改善すべき最初のポイント」が明確になります。
また、レビューで書かれやすい表現にも直結します。
5.梱包状態への満足度を測る質問
Q.『商品の梱包状態について、どの程度満足していますか?』
【単一選択】
・とても満足
・やや満足
・ふつう
・やや不満
・とても不満
【この質問を聞く理由】
梱包は「配送中の安心感」と「ブランド体験」の両方に影響する要素です。不満が多い場合は梱包材の質や保護具合、汚れ・破損など具体的に改善すべきポイントが浮き彫りになります。
開封直後だからこそ、もっとも正確な評価が得られます。
6.開封時の第一印象を把握する質問
Q.『商品を開封したときの第一印象に最も近いものを選んでください。』
【単一選択】
・想像以上に良かった
・想像通りだった
・やや期待外れだった
・大きく期待外れだった
・その他(自由記述)
【この質問を聞く理由】
商品を手に取った瞬間の「第一印象」は、レビューの質や満足度に直結する重要なファクターです。ポジティブならレビュー誘導がしやすく、ネガティブなら開封体験の改善が必要なサインになります。
到着直後にしか取得できない“鮮度の高い回答”として価値があります。
【梱包・開封体験の改善に役立つ記事】
ECの梱包・開封体験アンケート|満足度UPとリピート率を高めるポイント
この記事では、初回購入時の梱包や開封を特別なものにするための考え方とアンケート設計のポイントをまとめ、継続購入や顧客ロイヤルティ向上のヒントをお伝えします。
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3.フォローアップアンケート
フォローアップアンケートは、開封直後では分からない「実際に使った後の評価」を回収できる重要なタイミングです。使用感・満足度・改善点が明確になり、商品改良やLTV向上に直結します。
さらに、このフェーズはレビュー依頼との相性が最も高いのもポイントです。ユーザーは具体的な感想を持っているため、写真付きレビューや詳細レビューが自然と集まりやすく、アンケートの最後に短い依頼を添えるだけで投稿率が上がります。
【アンケートでレビュー依頼を行う流れの例】
・導入
「ご購入いただいた商品、その後いかがでしょうか?短いご感想をお聞かせください。」
・質問①:使用感の満足度
「使ってみた満足度を教えてください。」
・質問②:良かった点・気になった点
「特に良かった点、改善してほしい点はありますか?」
・レビュー依頼(自由回答またはリンク)
「もしよろしければ、いただいた内容をそのまま“レビューとして掲載”させていただけないでしょうか?数十秒で完了し、今後の商品改善にも直結します。」
7.実際に使ってみた満足度を測る質問
Q.『実際に使ってみて、購入商品にはどの程度満足していますか?』
【単一選択】
・とても満足
・やや満足
・どちらともいえない
・やや不満
・とても不満
【この質問を聞く理由】
使用後の“リアルな評価”は、配送・開封時では分からない本質的な満足度を把握できます。「満足=レビュー依頼につながる層」「不満=改善すべき課題」の切り分けにも最適です。
8.良かった点と改善点を把握する質問
Q.『使ってみて良かった点・改善してほしい点があれば教えてください。』
【自由回答】
【この質問を聞く理由】
レビュー文面に最も近い自由回答が取れるため、そのままレビューとして掲載しやすいのが最大のメリットです。
特に良い意見はレビュー誘導に、不満点は改善に直結します。
9.再購入/継続利用の意向を聞く質問
Q.『この商品を今後も継続して使いたいと思いますか?』
【単一選択】
・ぜひ継続したい
・どちらかといえば継続したい
・わからない
・あまり継続したくない
・全く継続したくない
【この質問を聞く理由】
LTV(継続購入)の予測に直結する重要指標です。「継続したい」ユーザーにはレビュー依頼が刺さりやすく、「継続しない」ユーザーは改善点の深掘りに回せます。
【購入後アンケートに役立つ記事】
購入後メールアンケートでレビュー&CVRを伸ばす!設計と配信のタイミング
「レビューを集めたい」「リピート購入を促したい」そんなときに有効な”商品到着後”のメールアンケートについて解説します。
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【メールで実施する購入後アンケート】
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◆アンケートの締めに使うレビュー依頼のつなぎ文の例
アンケートの最後は、ユーザーの回答負担が最も軽くなるタイミングです。この“書くモード”が整った瞬間に、自然な流れでレビュー依頼へつなげることで、投稿率を大きく高めることができます。
ここでは、押し付けがましくならず、アンケートの締めとして違和感なく使えるレビュー依頼の一文をまとめました。
① 丁寧で自然な誘導(最も汎用)
「いただいたご感想がとても参考になるため、もし差し支えなければ、この内容をレビューとして掲載してもよろしいでしょうか?」
② 自由回答をレビューに変換する流れ
「ご記入いただいた内容は他のお客様にも役立つため、そのままレビューとして反映させていただけませんか?クリックひとつで投稿できます。」
③ レビューが改善につながることを強調
「お寄せいただいた声は、商品改善に直結します。よろしければ、この内容をレビューとして共有していただけると、とても助かります。」
④ “お願い感”を出さず、協力依頼に寄せる
「もし可能でしたら、今回のご感想をレビューとして掲載させていただけると嬉しいです。短い内容でも大歓迎です。」
⑤ 写真・動画レビューにつなげたい場合
「使ってみた様子を、簡単にレビューとして共有していただけませんか?写真1枚だけでもとても参考になります。」
アンケートでレビュー投稿率を上げるための設計ポイント
レビュー依頼は、ユーザーの負担・導線・タイミングなど、細かい設計の差で投稿率が2〜3倍変わります。
このセクションでは、レビューを自然に、安定して集めるための実践ポイントを解説します。
1.入力負荷を最小限にする
レビュー投稿の一番の離脱要因は「面倒さ」です。
入力欄を短くし、スマホでもすぐ書けるUIにするほど投稿率が上がります。
【入力負荷を下げるポイント】
・入力欄は1〜2項目で十分
・できれば自由回答は短文でもOKと明記
・星評価+短回答の組み合わせも効果的
2.新規顧客・リピーターで依頼文を出し分ける
レビューを書く心理は、初めての購入者とリピーターでは大きく異なります。
効果の高いレビュー依頼は、依頼文を“役割”に応じて変えることです。
【レビュー誘導のポイント】
・新規客には「改善に活かすため」の協力依頼
・リピーターには「愛用理由を教えてください」でポジティブ誘導
3.レビュー記入ページへの最短導線を作る
どれだけ依頼文がよくても、遷移が複雑だとユーザーはすぐ離脱します。
レビュー記入はアンケート最後尾、または簡単に遷移できるように設計します。
【レビューへの最短導線の例】
・アンケート後に1クリックでレビュー画面へ遷移
・メールでは「レビューを書く」ボタンをファーストビューに配置
・アカウントログイン不要の仕組みがあれば最適
4..写真・動画レビューが書きやすいUIにする
写真レビューは信頼度が高く、CVRにも大きく影響するため優先度が高い施策です。
写真付きレビューの投稿率を上げるには、ハードルを下げる工夫が必要です。
【レビューへの最短導線の例】
・「1枚だけでもOK」と明記する
・スマホのカメラロールをすぐ開けるUIにする
・投稿例のサンプルを見せてハードルを下げる
5.インセンティブは軽めが効果的
強い特典は逆効果になることもあります。
ECでは、「負担なく参加できる軽い特典」 が最も安定します。
【レビューへの最短導線の例】
・5〜10%の軽いクーポンがベスト
・写真レビューは抽選形式で負担を軽減
・インセンティブなしでも“改善に使う”訴求で十分投稿される
今日からレビュー獲得率を増加!アンケートで仕組み化するならAsklayer
レビューが集まらない最大の原因は、「依頼のタイミング」と「導線」が設計されていないことです。
Asklayerなら、購入直後・開封直後・使用後といった最適タイミングに合わせて、2〜3問のマイクロアンケートを自動配信。自然な流れでレビューにつなげられるため、負担なく投稿率が上がります。
また、回答データは自動でタグ化され、改善箇所の特定から再訪促進まで活用可能。今日からレビューが“勝手に増える”仕組みを作りたい方に最適です。
1分で導入できます。まずは無料でお試しください。
登録1分・テンプレ多数!
高回答率アンケート!
初期費用は不要。
今すぐ施策を開始!
・自動プロファイルでリード獲得。
・完全モバイル対応。
・疑問はチャットサポートで解決。
そのまま使えるレビュー依頼テンプレート
レビュー投稿率を左右する要素には、依頼文の書き方も含まれます。
ここでは、購入直後・到着直後・使用後・フォローアップ などのシーン別に、すぐ使える依頼テンプレートをまとめました。
1.購入直後に送るレビュー依頼テンプレート
購入直後は「買ってよかった」という気持ちが最も強く、短文レビューが集まりやすいタイミングです。
サンクスページの最後に自然に添える形がもっとも反応率が高いです。
【レビュー依頼文】
「ご購入ありがとうございます!もしよければ“購入の決め手”を一言で教えていただけませんか?数十秒で終わる簡単なアンケートです。」
2.商品到着直後メールのレビュー依頼テンプレート
商品を開封したばかりのタイミングは、第一印象が最も鮮明で“書きやすい”瞬間です。
到着確認メールとセットで依頼すると自然です。
【レビュー依頼文】
件名:商品は無事届きましたか?
本文:「このたびはありがとうございます。もしよろしければ、開封後の印象を一言だけ教えていただけませんか?数十秒で完了します。」
3.使用後フォローアップのレビュー依頼テンプレート
商品到着後の7〜14日は、ユーザーが実際に使ってから不満や満足が固まる時期です。
到着直後よりも使用後の具体的なレビューが集まりやすいタイミングです。
【レビュー依頼文】
「使い心地はいかがでしたか?今後の改善のため、簡単にご感想をいただけるととても助かります。短い一言でも構いません!」
4.写真・動画レビューを依頼するテンプレート
到着直後では添付が難しいため、到着の3〜7日後など数日経ってからの依頼が最も効果的です。
抽選・軽めの特典をセットにすると投稿率が上がります。
【レビュー依頼文】
「よろしければ、商品を使っている写真(または動画)をお送りいただけませんか?抽選で○名様に特典をご用意しています。スマホで撮って送るだけでOKです!」
5.インセンティブあり/なしで使い分けるレビュー依頼テンプレート
レビュー依頼は“特典の有無”で最適な文面が変わります。特典ありならお得感、なしなら改善協力のトーンが効果的です。
【レビュー依頼文】
インセンティブなし
「より良い商品づくりのため、あなたの声をぜひ聞かせていただけませんか?数十秒で終わる簡単なアンケートです。」
インセンティブあり
「レビューにご協力いただいた方へ『次回使える○%OFFクーポン』をプレゼントしています。もしお時間があれば、商品の感想を一言だけいただけませんか?」
レビューの活用でCVR・LTVを引き上げる方法
ECでは、レビューを商品ページ・LP・広告・フォローアップ施策に“どう反映させるか”で売上へのインパクトが大きく変わります。
ここでは、集めたレビューをCVR向上やLTV改善に直結させる具体的な活用法をまとめます。
1.商品ページに即反映してCVを底上げする
レビューは商品ページ改善と相性が最も良いデータです。
「開封直後の印象」「使用後の満足度」「改善要望」は、そのまま商品ページの見出し・FAQ・比較表に反映できます。
【レビュー活用例】
・よく出る不安 → FAQへ反映(例:到着日・サイズ感・素材感)
・複数のユーザーが褒めた点 → ファーストビューの根拠として掲載
・否定的な声 → 返品・保証の説明を強化
2.広告・LPの訴求軸をレビューから抽出する
売れている理由は、ユーザーの声にすべて書かれています。
レビューに含まれる「決め手」「比較理由」は、広告コピー・LPの訴求軸として最も再現性が高いデータです。
【レビュー活用例】
「思ったより軽い!」 → モバイル広告の1行目に採用
「発送が速いので助かった」 → LPに“即日発送”を強調
「他社より○○が良かった」 → 比較表を作成
3.フォローアップメールでリピート意向を高める
使用後レビューで“気に入った理由”が分かれば、フォローアップメールの内容が劇的に改善されます。
ユーザーが求めている価値をそのまま反映できるため、次回購入率(LTV)が上がります。
【レビュー活用例】
・「肌に優しい」→ 次回は同シリーズの低刺激ラインを紹介
・「軽くて持ち運びやすい」→ 旅行用サイズを提案
・「香りが好き」→ 香り違いのラインナップを案内
4.よくある不満を構造化し、プロダクト改善へ反映
レビューは“顧客の本当の不満”が最も現れるデータです。
数件のネガティブレビューでも、同じ内容が繰り返される場合は即改善の対象になります。
【レビュー活用例】
• 「梱包が弱い」→ 開封体験の見直し → 返品率減
• 「サイズが分かりにくい」→ サイズガイドを改善
• 「使い方が難しい」→ 動画チュートリアル追加
【ストアのLTV・売上向上に役立つ記事】
WebアンケートでLTV・売上を伸ばす方法
LTVを改善するにあたっては、売った後の顧客との接点をどう設計するかがポイントになります。すぐに試せる設計のコツを交えてご紹介します。
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アンケートによるレビュー取得でよくある失敗と回避策
レビューもアンケートも、設計を誤ると「件数が集まらない」「売上につながらない」「ただの作業になる」という落とし穴があります。
ここではEC運用で特に多い失敗ポイントと、その場で改善できる回避策をまとめます。
1.質問数が多すぎて離脱が増える
アンケートは短いほど回答率が上がります。
特に開封直後や購入直後はユーザーの集中力が短く、2〜4問を超えると一気に離脱が増えます。必ず「最小限の質問だけを聞く」ことを徹底し、レビュー誘導は最後の一歩だけに留めるのが最適です。
2.企業視点の質問が多くユーザーが答えにくい
「改善のために色々聞きたい」という企業側の意図が強いほど、ユーザーにとって負担になります。
ユーザーが“言いやすい質問”から入り、選択肢で答えられる構成にしておくと、自然と自由回答やレビューも集まりやすくなります。
3.レビュー依頼が唐突で、押しつけ感が出てしまう
レビュー依頼を突然差し込むと、多くのユーザーが離脱します。
アンケート内の流れに沿って「購入理由」や「使用感」を聞いた上で、その延長線上に「よければ一言レビューを」と置くと、ごく自然に受け入れられ、投稿率が大きく改善します。
レビュー依頼・アンケートに関するFAQ
レビューを集めるなら購入直後と到着後、どちらで依頼したほうが効果的ですか?
どちらにも役割があります。購入直後は満足度が高く短文レビューが集まりやすく、到着後は使用感をふまえた具体的なレビューが得られます。
商品カテゴリによって最適なタイミングは異なるため、両方をテストしつつ定番パターンを作るのがおすすめです。
アンケート内でレビューを依頼するのは不自然になりませんか?
不自然にならないようにするためには、質問の流れが重要です。
購入理由 → 使用感 → 期待とのギャップ、と段階的に理解を深めたあとに「もしよければレビューとして一言お願いします」と添えると、ユーザーは自然に応じやすくなります。
レビュー依頼にインセンティブ(クーポンなど)は必須ですか?
必須ではありません。クーポンをつけると投稿率は上がりますが、なくてもアンケートで“自分の意見が反映される”と伝えれば十分回答されます。
写真レビューが必要な場合だけ、抽選や軽めのクーポンを組み合わせると効果的です。
レビュー依頼メールはどれくらいの間隔で送るべきですか?
最適なのは「到着から3〜5日後」です。
開封体験が記憶に残っており、実際に使い始めるタイミングと重なるため、レビュー内容が最も充実します。リマインドは1回までが自然で、しつこさを感じさせません。
質の高いレビューを増やすにはどうすればいいですか?
ユーザーが書きやすい“テーマ”を提示することが効果的です。
例として「実際に使ってみてよかった点をひとつ教えてください」など、負担の少ない一言レビューから誘導すると、長文レビューにもつながりやすくなります。
ネガティブなレビューが増えるのが不安ですが、どう対応すればいいですか?
ネガティブレビューは、実は改善ポイントが明確に分かる高価値データです。
到着後アンケートで不満点を早期に吸収し、サポート案内や改善策を提示することで、公開レビューへの波及を防げます。対応の早さは逆に満足度向上につながるケースも多いです。
アンケートとレビュー依頼を両方送ると、ユーザーに負担を感じさせませんか?
負担を感じさせないためには、目的ごとの分担が重要です。
購入直後は「購入理由」「不安点」など軽い質問だけ、到着後に「使用感」「満足度」などの深い質問を行います。同一のアンケート内で一言レビューまで完結させる設計にすると、ユーザーの負担が最小化できます。
アンケート×レビューで顧客の声を仕組み化
ECでレビューを安定して増やすには、感覚ではなく「仕組み」で回すことが最も重要です。
購入直後 → 到着後 → 使用後フォローアップという3段階でアンケートを設計し、最後に自然にレビュー依頼へつなげることで、負担をかけず高い反応率を得られます。アンケートで得た気づきは、あらゆる接点で再活用できます。CVR向上・返品削減・LTV改善に直結する持続的な改善サイクルを構築することが可能です。
なお、Asklayerなら、サンクスページ・商品到着後メール・フォローアップなど複数タイミングでアンケートを出し分けることができ、回答データも一元管理できます。
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