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Shopify購入後アンケートのはじめかた|1問からできる実装ガイド

Shopifyストアでの購入直後の声は、返品抑制やレビュー獲得、売上とLTVの向上に直結します。

この記事では、サンキューページやメールアンケート経由で実施するShopifyで購入後アンケートを最短で始める方法を、無料プランで開始できるAsklayerを例にわかりやすく解説します。

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Shopify購入後アンケート 開始前に決める3つの要素

購入後アンケートは、やみくもに質問を作ってしまうのは失敗のもとです。

まずは「何を知りたいのか」「どう数字で追うのか」「どのように同意を扱うのか」を整理しておくことで、設置後の改善サイクルがスムーズに回ります。

Shopifyに限らず、アンケートの効果は準備次第で大きく変わります。最初にこの3つを押さえておきましょう。

1.何を知りたいのかを明確にする

まず最初に「アンケートで得たい答え」をはっきりさせましょう。

返品理由を知りたいのか、レビュー件数を増やしたいのか、あるいはリピート率を上げたいのか。目的が曖昧なままだと質問が散漫になり、集めたデータを活かせません。最初はひとつの目的に絞るのがおすすめです。

2.KPI どの数字を追うのか

目的が決まったら、それを数字で追えるようにします。

例えば「返品理由の把握」であれば、不満回答率や自由記述率をKPIに設定します。回答率(開始率・完了率)も重要で、最低限のベンチマークを設けておくと改善サイクルが回しやすくなります。

3.同意とプライバシーの扱い方を決める

購入後アンケートでは、個人情報やセンシティブな内容を聞かないのが基本です。

Shopifyの購入後アンケートは、注文番号などを改めて入力させなくてもログで紐づけできます。アンケートを設置する際は、プライバシーポリシーに利用目的を追記したり、同意に関する文言を明示することが安心につながります。

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Shopify購入後アンケートの導入手順(Askayer)

Shopifyで購入後アンケートを導入する方法はいくつかあります。Asklayerの場合、購入後ページ(Thank-you/注文状況ページ)やメール経由でのアンケートは有料プランから利用可能です。

ここではAsklayerを例に、
無料プランでの初期検証 → 有料プランでの本番運用という二段階を意識した最短フローを解説します。アカウント作成から設置、ターゲティング、テスト公開まで押さえれば、他のアプリでも応用可能です。

1.アカウントを作成する

まずShopify App Storeにアクセスし、メールアドレスとパスワードを入力して無料アカウントを作成します。

登録後は管理画面にログインでき、すぐにテンプレートを使ったアンケート作成が可能になります。

はじめはテンプレートをそのまま利用するとスムーズです。設問数は1問+任意の自由記述程度に絞っておくと、回答率が下がらず、最初のテスト導入に向いています。

2.Shopifyにアンケートを設置する

Shopifyへのアンケート設置では、無料プラン・有料プランの2種類から選択できます。効果検証に無料プランを利用し、本格導入で有料プランへと移行する流れがおすすめです。

無料プラン→ポップアップ設置(25回答/月まで)
サイト内でポップアップ表示を使い、まずは小規模に回答を集めてアンケートの有効性を検証できます。ターゲティング(ページ/ユーザー条件)は利用可能なので、商品ページやカートなどで条件を絞って表示可能です。

有料プラン→購入後ページ/メール/ウィジェットで設置
本格的に売上改善につなげるには、有料プランにアップグレードする必要があります。

アプリブロック・・・
Thank-youページや注文状況ページに埋め込み、購入直後の回答を収集
メールアンケート・・・購入後3〜5日後に送信し、商品体験の感想を回収
サイトウィジェット・・・サイト上の任意位置に設置し、いつでも意見を募れる

3.アンケート作成(最小構成)

Shopifyに設置ができたら、いよいよアンケートを作成します。

ここで重要なのは「最初から複雑にしない」ことです。最初は「購入の決め手」や「商品を知ったきっかけ」など、回答しやすく事業改善に直結しやすい質問から始めると良いでしょう。

【質問例】購入の決め手は何でしたか?(単一選択)

【質問例】この商品をどこで知りましたか?(複数選択)

任意の自由記述欄を追加すると、改善点が具体的に集まりやすくなります。

4.表示条件と頻度を設定する

回答率と体験を損なわないために、表示条件をきちんと設定します。また、頻度制御も重要です。回答済みや一度閉じたユーザーには表示しないなど、しつこく感じさせないように調整します。

Thank-youページ(有料)
決済直後に1問だけ表示。最も回答率が高いタイミングです。

メール配信(有料)
3〜5日後のフォローアップメールにCTAを置き、商品使用後の声を集める。

ポップアップ(無料)
滞在時間や離脱行動を条件に設定し、サイト全体でテスト用に回収。

5.テスト注文でアンケートを確認する

公開前に必ずテスト注文を行い、表示や動作をチェックしましょう。特にShopifyの購入後ページはテーマやアプリ構成によって挙動が変わることがあるため、実際のフローで確認することが重要です。

モバイル表示の確認
スマートフォンでアンケートが崩れていないか、閉じるボタンや回答ボタンが押しやすいかをチェックします。購入後の体験はモバイル比率が高いため、PCよりも重視すべきポイントです。

表示条件のテスト
各アンケート質問で内容が重複していないか、ターゲティングが正しく働いているかを確認します。また設定ミスで同じユーザーに複数回表示されると、回答率の低下や不快感につながります。

入力の挙動
日本語入力が問題なくできるか、文字数制限や改行が正常に動作するかをチェックします。自由記述欄で不具合があると回答データの質が大きく落ちます。

6.公開と改善サイクル

テストで問題がないことを確認したら、いよいよ本番公開に進みます。ただし、いきなり全ユーザーに表示するのではなく、段階的にロールアウトするのがおすすめです。

初週は限定表示
一部ユーザーのみに出し、完了率や自由記述率を確認。

週次レビュー
開始率・完了率・自由記述率をモニタリングし、設問数や文言を調整。

改善サイクル
回答で得た改善点を商品ページや説明文に反映し、離脱や返品の防止に活用。

Shopifyで販売する商品やストア構成、アプリなどの機能改善につながるShopifyフィードバックフォームの作成方法は、以下の記事をご覧ください。

Shopify購入後アンケートを表示する場所と使い分け

Shopifyで購入後アンケートを提示する場所として、購入の直後に表示されるサンキューペーと、商品購入後に送信するアンケートURL記載のメールがあります。それぞれ得られる情報や役割が異なります。

ここでは、それぞれのタイミングとメリット、おすすめの質問例と注意点を解説します。

1.サンキューページに設置する

サンクスページは決済直後に必ず表示されるため、回答率が最も高い場所です。

購入のモチベーションが残っているうちに「購入の決め手」や「改善してほしい点」を聞くと、新鮮な情報が得られます。ただし、複数の質問を並べると離脱につながるため、1問+任意の自由記述に絞るのが基本です。

2.メールで実施する購入後アンケート

メールは購入から数日後に送るフォローアップとして活用できます。配送完了後3〜5日を目安に送信すれば、落ち着いた状態で回答してもらいやすくなります。

NPS(推奨度スコア)やレビュー依頼など、より深掘りした質問を設定するのに最適です。件名に「30秒で回答できます」と明記しておくと、開封率やクリック率の向上につながります。

Shopify購入後アンケートの基本質問

購入後アンケートでは、複雑な設問をいきなり用意する必要はありません。

まずはどのショップでも共通して役立つ「基本質問」から始めるのがおすすめです。これらは回答率が高く、改善に直結しやすい情報を集められます。

以下の質問の目的をクリックすると、質問例にジャンプします。

1.Shopifyサンキューページの質問例

①購入を決めた要因を把握する

Q『本日のご購入を決めるうえで、最も大きな要因をお選びください。』

【単一選択】
・価格がお手頃だった
・デザイン/外観が気に入った
・機能性/品質に安心感があった
・レビューやクチコミの評価が高かった
・SNS・広告を見て興味を持った
・ブランド/運営への信頼があった
・在庫があった/最短で受け取れた
・家族・友人からのすすめ
・以前の購入体験が良かった
・その他

【この質問を聞く理由】
最終決定の“単一要因”を取得すると、訴求ポイントの優先順位が明確になります。

結果をLPの見出しや商品説明、広告コピーに反映することで、CVR改善に直結します。

②改善してほしい点を自由記述で集める

Q『今回のお買い物で、改善してほしい点があればご記入ください。』

【自由回答・例】
「決済画面で配送日が確認できなかったのが不安でした」
「カートに進むボタンが少し見つけづらかったです」

【この質問を聞く理由】
選択肢では拾えない細かい改善点や、不満につながる要素を把握できます。

2.購入後メールアンケートの質問例

①再購入意向を確認する

Q『今後も当店でお買い物をしたいと思いますか?』

【単一選択】
・ぜひまた利用したい
・状況によっては利用したい
・あまり利用したいと思わない
・二度と利用したくない

【この質問を聞く理由】
再購入意向を測定することで、LTV向上に向けた改善点を把握できます。「あまり利用したくない」「二度と利用したくない」と回答した顧客には、原因を自由記述で聞くと具体的な改善施策につなげやすいです。

②顧客ロイヤルティを測定する

Q『当店を友人や家族にすすめる可能性はどのくらいですか?』

【NPS (11段階評価)】
(勧めない)1 2 3 4 5 6 7 8 9 10(ぜひ勧めたい)

【この質問を聞く理由】
NPS(ネットプロモータースコア)は、顧客の推奨度を客観的に把握できる代表的な指標です。

9〜10(推奨者)
→レビューやSNSシェア依頼に誘導しやすい

7〜8(中立者)
→満足はしているが熱量が低め。改善ポイントを自由記述で補足してもらうと効果的

0〜6(批判者)
不満の声を把握して、カスタマーサポートに活かすことで離脱防止につながる

購入後のメールアンケートでは、そのほかNPSによる顧客ロイヤルティの測定などが有効です。購入後メールアンケートの設計購入後メールでのNPS調査は、詳しくはそれぞれのリンク先記事でご紹介しています。

Shopify購入後アンケート 回答率の目安

購入後アンケートは表示場所やタイミングによって、回答率が大きく変わります。

ここでは、まず最初に目標とすべき
回答率の目安(初期の基準値) を示します。あくまで平均的なスタートラインなので、自社のショップデータに合わせて調整していきましょう。

※これらの数値は、国内外のWeb/メールアンケート調査の公開データをもとにした推定値です。実際の回答率は、ショップのジャンル・商品価格帯・設問数・表示方法・インセンティブの有無によって大きく変動します。

1.サンクスページ(購入直後)

アンケート開始率・・・15% 〜 25%

アンケート完了率・・・8% 〜 18%

アンケート開始率

15% 〜 25%

アンケート完了率

8% 〜 18%

購入直後は顧客のモチベーションが最も高いため、アンケートの反応も得やすいタイミングです。質問は1問に絞り、自由記述は任意にすると、この水準を狙いやすくなります。

2.購入後メール(フォローアップ)

アンケート開始率・・・2% 〜 4%

アンケート完了率・・・1% 〜 4%

アンケート開始率

2% 〜 4%

アンケート完了率

1% 〜 4%

メールは開封率とクリック率に依存するため、サンクスページより回答率は低めです。ただし、NPSやレビュー依頼といった「深い回答」を得られるのが特徴です。

Shopify購入後アンケートの結果を確認する方法

Webアンケートアプリを使えば、回答データは自動で集計され、グラフやレポートにまとめられます。

そのため、特別な設定をしなくても「回答数」「選択肢ごとの割合」「自由記述の内容」をすぐに確認できます。アンケートに不慣れな方でも、集計結果を見ながら改善点を探せるのが大きなメリットです。

これにより購入後アンケートのほか、Shopify商品ページの最適化なども可能になります。

【Webアンケートツール結果確認のポイント】

・ダッシュボード上で自動集計されるので、Googleアナリティクスを使わなくてもOK

回答率(開始率・完了率)が自動で表示される

・設問ごとにグラフが出るので、一目で改善すべきポイントが分かる

自由記述式質問の回答が一覧表示され、よく出るキーワードや要望を把握しやすい

Shopify購入後アンケート 無料でどこまでアンケート実施が可能か?

購入後アンケートは、最初から有料プランを契約しなくても試せます。

多くのWebアンケートツールには無料プランが用意されており、「お試しで実装して数字を見てから本格導入」 という流れが可能です。

ここでは、無料プランでできる範囲を整理します。

1.無料プランで可能なこと

無料プランでも、購入後アンケートの基本的な運用は十分に可能です。

まず、1問だけのアンケートであれば作成できるケースが多く、単一選択や5段階評価といったシンプルな形式を選べます。

回答結果は自動的に集計され、グラフや割合がダッシュボードに出るので、改善点を直感的に確認できます。また、「一度回答した人には表示しない」といった基本的な頻度制御も設定できるため、最低限の運用を始めるには十分です。

2.無料プランにおける制限

一方で、無料プランには制限もあります。代表的な制限は「設問数」と「回答数」ですが、アンケートアプリによって異なります。

サンキューページへのアンケートの埋め込みや購入後メール、1か月で数百件以上の回答を集めたい場合は有料プランに移行する必要が出てくる場合が多く、また、多言語対応やデザインの細かい調整、高度なターゲティング(リピーターだけに出す、特定の商品購入者だけに出すなど)は、無料では使えないことが多いです。

つまり、試験的に1問だけ設置して回収率を確認するには無料で十分ですが、
本格的に改善サイクルを回すには有料プランが前提になります。

Shopify購入後アンケートならAsklayer

Shopifyで購入後アンケートを実施するなら、まずは無料プランから始めてみましょう。

無料プランではポップアップ形式での設置が可能なので、サイト訪問者の声を手軽に集められます。導入リスクはゼロ、アンケートの効果を確認するのに最適です。

売上改善に直結する「購入後ページへの埋め込み」や、より高度なターゲティング機能を使いたい場合は、有料プランに切り替えるだけ。集めたデータをそのまま活かして、スムーズに本格運用へ移行できます。

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Shopify購入後アンケートのよくある失敗と回避策

購入後アンケートで陥りやすいアンケートの失敗例と、その回避策をまとめました。下記の項目をチェックし、事前に注意しておけば安心です。

質問を詰め込みすぎる

アンケートを複雑にしないよう、まずは1問+任意の自由記述に絞ります。回答率が安定してから、必要な設問だけ段階的に追加します。

表示場所の役割があいまい(同じ質問を何度も出す)

場所ごとに目的を固定します。サンキューページでは「購入理由」、メールでは「NPSやレビュー依頼」のように役割を分けて使い分けましょう。

集めたデータを見直さない

週1回ダッシュボードを確認し、見出しや商品説明、配送オペに小さな改善を反映します。数週間の継続で効果が積み上がります。

Shopify購入後アンケートに関するFAQ

Shopifyで購入後アンケートは無料でできますか?

はい、Webアンケートツールの無料プランでも1問の購入後アンケートを設置できます。まずはサンクスページに1問だけ置くのがおすすめです。

Shopifyの購入後アンケートは何問くらいが最適ですか?

回答率を下げないために、基本は1問+任意の自由記述から始めるのが理想です。

Shopifyの購入後アンケートの回答率はどのくらいですか?

アンケートの回答率の目安はサンクスページでは15〜25%、メール経由では1〜4%程度が目安です。なお、ストアによって結果は異なるため、あくまで参考目安としてください。

購入後アンケートでNPSは聞くべきですか?

はい。商品到着後やメールでNPSを聞くと、顧客ロイヤルティを数値で把握でき、レビュー依頼やリピーター施策に活用できます。

Shopifyで購入後アンケートを設置する一番簡単な方法は?

AsklayerなどのWebアンケートアプリをShopifyに埋め込む方法が最もシンプルです。アプリ埋め込みならコード不要で導入できます。

Shopify購入後アンケートは無料で開始できる

購入後アンケートは、難しい準備や高額なシステムがなくても始められます。

サンキューページに1問置くだけでも、購入理由や改善点といった貴重なデータが集まります。集計はWebアンケートツールが自動で行ってくれるため、アンケートに不慣れでも安心です。

まずは無料プランで試し、回答率の目安を確認しながら改善サイクルを回してみてください。小さな一歩が、リピート率向上やレビュー獲得につながります。

今すぐ購入後アンケートを設置して、顧客の声を自分のショップ改善に活かしていきましょう。

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