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Webアンケートの回答率・回収率を向上させる設計|6つの秘訣

Webアンケート・より高い回収率(回答率)を得るための秘訣とは

Webアンケートは顧客の声を効率的に集められる便利な手段ですが、回答率が低く十分なデータが得られないという課題を抱える企業も少なくありません。

この記事では、Webアンケートの回答率を向上させる具体的な方法を整理しました。設問数や時間の目安、招待文のテンプレートやインセンティブ活用、リマインドの工夫まで、実務で活かせる改善策をご紹介します。

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Webアンケートの回答率を向上!

Webアンケートの回収率(回答率)が低い原因は?

市場調査NPS調査顧客満足度調査など。Webアンケートはコストを抑えて多くの回答を集められる便利な手法ですが、実際には思ったほど回答率が伸びないケースが少なくありません。

その背景にはいくつか共通する原因があります。

Webアンケート回収率を妨げる要因

Webアンケートでは、招待メール導入の文言が魅力的でなければ、そもそもアンケートに参加しようという気持ちを刺激することができません。

さらに、スマートフォンで操作しづらい画面進捗が見えない設計も離脱を招きます。インセンティブが弱い、あるいは用意されていない場合も同様です。
加えて、回答依頼を一度しか送らずリマインドを行わないと、潜在的な回答者を取りこぼしてしまいます。

このように、Webアンケートはさまざまな要素によって回答率が伸びないケースがあります。

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Webアンケートの回収率(回答率)を向上させる6つの方法

Webアンケートの回答率を高めるには、設計段階から工夫を加えることが欠かせません。

設問数や所要時間の調整、招待文の工夫、インセンティブの設定、ユーザー体験の改善、リマインドの活用など、複数の要素を組み合わせて最適化することで成果につながります。

ここでは代表的な改善策を整理します。

1.設問数と所要時間の最適化

アンケートを設計するサラリーマン デスク 書類

設問は5〜10問程度、所要時間は3分以内を目安にすると回答者の負担を抑えられます。

質問が多すぎたり長すぎると途中離脱が増えるため、必要最低限に絞ることが重要です。

◆設問数と所要時間の例

【例】ECサイトの購入後アンケート

設問数 7問

所要時間 約3分

Q1 購入商品はどちらでしたか?(選択)
Q2 購入手続きの分かりやすさ(5段階)
Q3 配送スピードの満足度(5段階)
Q4 商品品質の満足度(5段階)
Q5 改善してほしい点(自由記述 100字以内)
Q6 今後利用したいサービス(選択)
Q7 また購入したいと思いますか?(はい/いいえ)

【例】飲食店の来店後アンケート

設問数 5

所要時間 約2分

Q1 ご来店回数(初めて/2〜3回目/常連)
Q2 注文したメニュー(複数選択可
Q3 味の満足度(5段階)
Q4 接客の印象(5段階)
Q5 改善点があれば教えてください(自由記述 50字以内)

【例】B2B ウェビナー

設問数 8

所要時間 約4分

Q1 参加目的(複数選択可)
Q2 セミナーの満足度(5段階)
Q3 内容の理解しやすさ(5段階)
Q4 登壇者の説明の分かりやすさ(5段階)
Q5 今後聞きたいテーマ(自由記述)
Q6 自社で活用できそうか(はい/いいえ/分からない)
Q7 改善してほしい点(自由記述 100字以内)
Q8 フォローアップを希望しますか(はい/いいえ)

【例】アプリのサブスクリプション

設問数 5

所要時間 約2分

Q1 アプリを使った目的(複数選択)
Q2 使いやすさの満足度(5段階)
Q3 欲しい機能(自由記述50字以内)
Q4 今後も利用したいか(はい/いいえ/未定)
Q5 他者に勧めたいと思うか(NPS形式 0〜10点)

2.招待メールやポップアップの工夫

アンケートに答える スマートフォンと手 指

件名やリード文が魅力的でなければ開封すらされません。

件名は30〜40字、本文は80〜120字を意識し、アンケートに参加するメリットを明確に伝えましょう。実際のテンプレート例を用意しておくとさらに効果的です。

◆招待メールやポップアップの例

【例】ECサイトの購入後メール

件名 
『ご利用ありがとうございます。2分で終わるアンケートのお願い』

本文 
今回のご購入体験について、短いアンケートにご協力ください。所要時間は約2分、回答後に次回10%OFFクーポンをプレゼントします。改善の参考にさせていただきます。

【例】飲食店 来店後メール

件名 
『本日のご来店ありがとうございました。1分だけご協力ください』

本文 
料理やサービスについて簡単なご意見をいただけると幸いです。所要時間は1分程度。回答していただいた方には次回のドリンクチケットを差し上げます。

【例】B2Bウェビナー 終了後メール

件名 
『ウェビナーはいかがでしたか?2分で回答できるアンケートのご案内』

本文 
本日の内容や今後希望するテーマについてお聞かせください。所要時間は2分。結果はまとめて共有レポートとしてお送りします。

【例】アプリのサブスクリプション

件名 
『ご利用ありがとうございます。1分で終わる体験アンケートのお願い』

本文 
アプリの使いやすさや改善点について、短いアンケートを実施しています。所要時間は約1分。回答いただいた方には1週間のプレミアム機能を無料でご利用いただけます。ぜひご協力ください。

3.インセンティブで参加意欲を高める

回答完了後に使える割引クーポンや抽選特典は、参加率を押し上げる有効な手段です。

過度に高価な特典でなくても、ちょっとした特典で十分に効果が見込めます。

◆ インセンティブの具体例

【例】ECサイトの購入後アンケート

  • 回答完了後に「次回使える10%OFFクーポン」を即時配布

  • 一定額以上購入者には「送料無料クーポン」を追加付与

  • 抽選形式で「ギフトカード500円分」を進呈(当選本数を明記)

【例】飲食店の来店後アンケート

  • 回答者に「次回来店時のドリンク無料券」

  • 「デザートサービス券」を提供

  • 抽選で「食事券」や「限定メニュー招待」を実施

【例】B2Bウェビナーやイベント

  • 回答者全員に「セミナー資料ダウンロードリンク」

  • 後日「集計レポートPDF」をメールで配布

  • 希望者に「次回イベントの優先案内」

【例】アプリのサブスクリプション

  • 回答完了後に「1週間のプレミアム機能お試し」

  • 「ポイント加算(例:50pt)」でゲーミフィケーション効果

  • 抽選で「オリジナルグッズ」を送付

4.ユーザー体験の改善

スマートフォンでの操作性を重視し、シンプルで見やすいデザインにすることが基本です。

所要時間を示せば、おおよそのアンケート回答時間が分かり、最後まで回答してもらいやすくなります。

◆ ユーザー体験の具体例

モバイルの最適化

  • スマートフォン前提で設計することが必須です。

  • フォントサイズは16px以上、タップ領域は44px角以上を目安に。

  • 1画面に1設問を基本とし、スクロール回数を最小限に抑えます。

【例】
飲食店アンケートをスマホ表示に最適化し、来店時のQRコードからアクセス→わずか1〜2分で回答完了。

入力のしやすさ

回答形式に応じて最適な入力タイプを設定します。

メールアドレス
→ email入力フィールド

電話番号
→ number入力フィールド

選択肢
→ ラジオボタンやプルダウン

自由記述
→最後に1問、文字数目安(例:100字以内)を添えて負担を軽減します。

【例】
ECサイト購入後アンケートでは、配送満足度は5段階評価ボタン、改善点は自由記述100字以内とし、ストレスなく回答可能に。

離脱防止の工夫

  • 「中断しても再開できます」と表示し、回答継続の心理的ハードルを下げます。

  • 回答完了時には「ありがとうございました。◯◯をお送りします」とフィードバックを返し、達成感を提供します。

【例】
サブスクアプリの利用後アンケートで「途中保存OK」と表示。後で再開できると安心感により、最終的な回答率が上昇。

5.リマインドの活用

回答依頼を1回だけで終わらせず、48〜72時間後を目安にリマインドを送ることで取りこぼしを減らせます。

回数は2回程度までにとどめるのが適切です。

基本ルール

  • 初回送付後48〜72時間を目安に1回目リマインド

  • さらに2〜3日後に2回目リマインド(最大2回まで)

  • 件名・冒頭文を変え、同じ印象を与えないよう工夫

  • すでに回答した人・配信停止希望者は必ず除外

【例】ECサイトの購入後アンケート(メール)

  • 初回送付後48〜72時間を目安に1回目リマインド

  • さらに2〜3日後に2回目リマインド(最大2回まで)

  • 件名・冒頭文を変え、同じ印象を与えないよう工夫

  • すでに回答した人・配信停止希望者は必ず除外

【例】飲食店の来店後アンケート(SMS)

  • 初回(来店翌日):「昨日のご来店ありがとうございました。1分だけ感想を教えてください」

  • 1回目リマインド(2日後):「お忙しいところ恐れ入ります。簡単なアンケートは本日まで回答可能です」

【例】B2Bウェビナー(メール&Linkedin)

  • 初回(翌日):「ご参加ありがとうございました。2分で終わるアンケートのご案内」

  • 1回目(2日後):「まだご回答いただいていない方へ。今後のテーマ設定の参考にしたいのでぜひご協力ください」

  • 2回目(4日後):「回答期限は本日まで。ご協力いただいた方にはレポートを先行配布します」

【例】アプリのサブスクリプション(プッシュ通知)

  • 初回:「利用体験はいかがでしたか?1分のアンケートで次回特典を差し上げます」

  • リマインド(3日後):「まだご回答いただいていません。特典は残り2日で終了します」

6.配信チャネルを複数用意する

アンケートへの入口を一つに絞ってしまうと、多くの潜在回答者を取りこぼしてしまいます。

ポップアップ、メール、QRコード、プッシュ通知など複数のチャネルを組み合わせ、利用者が自然にアンケートへアクセスできる導線を設計することが効果的です。

【例】ECサイト

注文完了画面でポップアップを表示し「1分で完了」と案内。その後に購入完了メールにもアンケートリンクを差し込み、回答完了で次回使えるクーポンを配布。

【例】飲食店

会計時のレシートにQRコードを印刷し「ご来店ありがとうございました。30秒で感想を」と誘導。さらに来店翌日にお礼メールを送り、ドリンク券を特典に設定。

【例】B2Bウェビナー

終了画面に「そのまま回答」ボタンを設置。翌日にフォローアップメールでアンケートリンクを送り、さらにコミュニティ(LinkedInグループなど)でも回答を案内。

【例】アプリのサブスクリプション

利用終了直後にアプリ内ポップアップを表示し「体験はいかがでしたか?1分で完了」と質問。数日後にはプッシュ通知で「回答で◯◯特典」と再度案内。

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Webアンケート回収率(回答率)を向上のためのチェックリスト

以下に、Webアンケートの回答率を向上させるためのチェックリストをご紹介します。

アンケート開始前にこれらの項目をチェックして、十分なデータが集められるように再確認を行いましょう。

設問数は5〜10問以内、完了時間は5分以内になっているか

招待メールやポップアップで「所要時間」「メリット」「安心(利用目的や個人情報保護)」を明記しているか

回答後のインセンティブを設定しているか(クーポン・資料配布・特典など)

スマートフォンでストレスなく操作できるか(フォントサイズ・タップ領域・入力タイプ最適化)

自由記述は最後に1問、文字数目安を添えて負担を軽減しているか

リマインドは最大2回、48〜72時間間隔で送るよう設定しているか

複数の導線(完了画面、メール、QR、プッシュ通知など)を用意しているか

KPI(表示率・開始率・完了率・設問別離脱率)を計測する仕組みを整えているか

Webアンケートの回収率(回答率)に関するFAQ

Webアンケートの平均的な回収率(回答率)はどのくらいですか?

一般的にメール配信型のWebアンケートは10〜20%、サイト内ポップアップや購入後アンケートでは30%以上に達することもあります。導線やインセンティブ次第で大きく変動します。

回収率を考慮すると、設問数や所要時間はどれくらいが適切ですか?

5〜10問、所要時間は5分以内が目安です。短すぎると情報が不足し、長すぎると途中離脱が増えます。自由記述は最後に1問だけ設けると負担が軽減できます。

回収率を高めるためにリマインドは何回送るのが効果的ですか?

最大で2回までがおすすめです。初回送付から48〜72時間後に1回目、さらに2〜3日後に2回目を送ると取りこぼしを減らせます。

回収率向上のためのインセンティブは必ず用意するべきですか?

必須ではありませんが、特典があると回答率は明らかに上がります。B2Cではクーポンや割引、B2Bではレポートや限定資料など金銭以外の特典も効果的です。

回収率(回答率)を高めるのに効果的な導線はどれですか?

購入や来店直後の「完了画面ポップアップ」や「レシートQR」は特に効果が高い導線です。これに加えてメールやSNSで複数チャネルを組み合わせると、さらに回答率が上がります。

回収率(回答率)を改善するためにツールを使うメリットは?

進捗表示、モバイル最適化、リマインド配信、インセンティブ管理などを標準で備えているため、手作業より効率的に改善策を実装できます。特にAsklayerのようなWebアンケートツールは、これらの機能をすぐに使える点が大きなメリットです。

Webアンケートの回収率(回答率)を向上させる

Webアンケートの回答率は、設問数や所要時間の工夫、招待文の設計、インセンティブ、ユーザー体験、リマインド、導線設計など、いくつかの要素をバランスよく組み合わせることで大きく改善できます。

大切なのは「短時間で答えられる安心感」と「参加するメリット」を提示し、利用者が自然に回答できる仕組みを整えることです。今日ご紹介したチェックリストを一つずつ実践していけば、無理なく回答率を高めることができます。

ぜひ今回のポイントを参考に、自社のアンケート設計を見直してみてください。